立春はいつ?立春の候の挨拶

立春っていつだっけ?

立春について説明できる人ってどれくらいいるんでしょうか。

おそらく聞いたことはあるけど…という人がほとんどですよね。

実は、私たちの生活に深い関わりのあった『立春』について、一緒に学んでみませんか?

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2017年の立春はいつ?

『立春(りっしゅん)』とは、冬至と春分の中間にあたり、二十四節気の第一日目
および、雨水(2月19日頃)までの期間のことを指します。


『太陽黄経315度の時』という表現もありますが、
これは地球からの太陽の角度が315度となった時という意味です。

昔は、太陽が見える角度で季節を表していたんですね。


立春に関して特に多いのが『立春は2月4日』に固定されているとの勘違い。

1985年から2020年までの間は
立春が2月4日となるためそう思われることが多いのですが、

実際には太陽の角度で決まるので年により日が異なります。


ちなみに、二十四節気には、立春・立夏・立秋・立冬と季節の変わりごとに区切りがあり、
その全ての前日を『節分(季節を分ける日)』としています。

2月3日の節分だけが根強く残っているのは、春が一年の始まりとされていたからでしょう。


次は、立春の由来や旧正月との関係について説明していきます。

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立春の由来と意味は?

先ほど、立春の説明でもありました『二十四節気(にじゅうしせっき)』とは
一年(365日)を24分割し、それぞれに季節を表わす名称を与えたものです。


これが、農作物を育てる上で重要な役目を担っており、
今でもニュース番組などで二十四節気を迎えた日は取り上げられたりしていますね。

記憶に多いのは、夏至・冬至・大寒・霜降などではないでしょうか。


二十四節気に関して記された江戸時代の本『暦便覧』では、
立春について『春の気たつを以て也』と書かれています。

つまり立春は、初めて春めいてくる日・春の気配が現れる日と言われています。


確かに2月は一年で最も寒い時期。

これ以上は寒くならない、あとは暖かくなるのみ、という理由から
『春の気たつ』時期と言われていたと考えられます。


また、昔は春を一年の最初の季節だと捉えていましたので、
新年の挨拶に『迎春』や『新春』と言われるのも納得できますね。

混乱しやすいのが、立春と旧暦の正月(旧正月・春節のこと)についてです。


立春とは太陽の位置で暦を読む二十四節気を用いてますが、
それに対し、旧暦は太陰太陽暦と言われる月の動きを軸として考えられているもの。


月を軸にする場合、一年で354日となるため、
一般に言われている365日と差が生じてきます。

それを数年に一度の閏月で調整しているのです。


毎年、旧正月(春節)が同じ日で定まらないのは、暦を読む基準が太陽ではなく月のためです。

現在の日本では、旧暦を使用していないので旧正月や閏月に馴染みがありません。


しかし、年によっては、立春と旧正月が重なることもあるので、
それが立春と旧正月が同じものと勘違いしてしまう理由かもしれませんね。

立春大吉の札は何?その意味とは

立春大吉のお札

ところで、皆さんは『立春大吉』と書かれたお札を見かけたことはありますか?

立春の日に、禅寺の門前に厄除けとして貼られるものですが、
この言葉にはどういう意味があるのでしょうか。


『立春大吉』という文字を縦書きにすると、四文字全てが左右対称になっています。

これは、表裏どちらから見ても『立春大吉』と読めるということ。


この文字には、門に貼ってある『立春大吉』のお札を見て入った鬼がふと振り返ると、
そこにはまた『立春大吉』の文字が。

それを見た鬼が、まだ門の中に入っていなかったと勘違いをして門から外に出て行く、という由来があるのです。

災いが降りかからないよう願いを込めて、飾られたお札だったんですね。


立春について分かったところで、次はビジネスでも使える時候の挨拶をみていきましょう。

時候の挨拶

2月の時候の挨拶として使われるものに『立春の候(りっしゅんのこう)』があります。

他には、早春の候・晩冬の候・残寒の候・向春の候などでしょうか。


時候の挨拶を上手に用いて手紙を書けば、
季節感だけでなく相手への気遣いも伝わるかと思います。

ビジネスでも活用できる手紙の書き出しとして、2月の例をいくつかあげてみます。

「拝啓
・立春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
・早春の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
・残寒の候、〇〇様におかれましてはますますご活躍のことと存じております。

(中略)

・寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
・立春とは名ばかりの寒さが続いておりますが、くれぐれもご自愛ください。
・余寒厳しき折、健康のご留意の上ますますご活躍くださいませ。
敬具」


ビジネスの場でも、日本人らしい四季を感じ取れる文章は印象がとても良くなりますね。

まとめ

『立春』について学んできましたが、いかがでしたか。

これから訪れる立春の日を前に、培った知識をぜひいろんな人へ広めてみてください。

古き良き行事を知ることで、
今までとは違った心持ちで立春を迎えることができるのではないでしょうか。

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