ガーゼオーマとは?どんな症状?

ガーゼオーマとは何?どんな症状?

「医療ミス」という言葉
悲しいことにすっかり聞き慣れてしまった言葉ですね。

医療ドラマでも、度々テーマとして取り上げられます。
他人事だと思っていても、実はかなり身近に存在する医療ミス。

中でも最も起こりやすいのが「ガーゼオーマ」なのです。
今回はガーゼオーマについて症状から事例、慰謝料など詳しくお伝えします。

ガーゼオーマとは何?



ガーゼオーマ」という言葉自体はそんなにメジャーではありません。


ですが、「手術中に体内にガーゼを残したまま縫合してしまった」
という話はよくニュースで聞きますよね。


その「体内にガーゼを残したまま手術を終えてしまう
ということを総称して「ガーゼオーマ」と呼んでいるのです。


そもそも、手術中に大量のガーゼが使われることは決して珍しいことでは無いです。

臓器からの出血を止めるために、体内に直接ガーゼを置くことはよくあります。


ですが、臓器の間に挟まっていたり、
臓器にガーゼがぴったりとくっついてしまうと
目を凝らしてもなかなか見つけられないのが厄介なところ。


手術から数年してガーゼオーマが発覚することも多いのです。

ガーゼを体内に残したままにすると、次第に腫瘍となり、
傷みを伴うケースもあります。


ただ、ガーゼの残っている位置や、ただの肉腫になるのか、
腫瘍となって病気へ発展してしまうのかはケースバイケース。


術後すぐにガーゼオーマによる体調の変化はなく、
レントゲンにも映りにくい素材のガーゼであると発見が遅れることも多いです。

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ガーゼオーマの症状

ガーゼオーマに関わる症状は多岐にわたります。

そして、整形外科から産婦人科まで、どんな手術でも起こり得るものです。


ガーゼオーマとは「異物性肉芽腫」とも呼ばれ、
ガーゼが体内で肉の塊になってしまうこと。


ガーゼがどこに残ってしまったのかで症状も変わりますし、

痛みを感じて発覚する場合もあれば
数年後のレントゲン検査でたまたま見つかることもあります。


とにかく、ガーゼオーマに共通していえることは
ガーゼが体内で肉腫や腫瘍となること」という一点。


肉腫とはただのコブのようなものなので痛みを感じないこともあるそうですが、
腫瘍となると炎症を起こしているため、痛みを感じることもあるようです。


ガーゼオーマがレントゲン検査などで発覚した場合はすぐに摘出手術が行われ、
過去のどの手術が原因だったのか、病院と慰謝料についての話合いへと進んでいきます。


とはいえ
どの事例を見てみてもガーゼオーマから死に至ったということはあまりありません。


数年後にガーゼオーマが発覚し、ガーゼを取り除く手術をすれば痛みも取れますし
後遺症になる可能性も極めて低いでしょう。


もし「体内にガーゼが残っている」と発覚しても
落ち着いてその後の手術や病院とのやり取りを進めていきましょう。

続いて、事例を紹介します。

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ガーゼオーマの事例と慰謝料の相場

実はガーゼオーマの事例を調べてみると
国内外で様々な事例があるようです。


例えば、医療大国・ドイツでは、術後に患者の体内から数十個の医療器具や
ガーゼが発見されたという事例もあります。
それでも慰謝料は200万円程度だったとのこと。


想像よりも少額ですよね。

体内に異物を残したなんて大変な医療ミスのように思えます。


ですが、医療ミスで多額の慰謝料が発生する場合は、
治療の判断を誤ったせいで元々の病気が更に悪化したというケースばかり。

ガーゼオーマで元々の病気が悪化するようなことは少ないのです。


他にも
15年以上前の手術で体内にガーゼを置き忘れたことが発覚したという事例では、
病院から約130万円の慰謝料が患者に支払われました。
これは兵庫の産婦人科での帝王切開手術が原因でした。


患者が腹痛を訴え病院で検査したことにより、ガーゼオーマが発覚したのですが、
痛みがある場合でも130万円程度の慰謝料なんですね。


また、整形外科の手術でガーゼオーマが発生し、
40万円の賠償金が支払われたという事例もあります。

骨折した足の手術にてガーゼを残したまま縫合。
その5年後に別の手術を受けた際に過去のガーゼオーマが発覚し、
賠償金請求に繋がったそうです。


痛みや症状の悪化などが無い場合は100万円にも満たないということになりますね。

つまり、ガーゼオーマにより何か症状が発生しているのかということが、
慰謝料や賠償金の金額に影響してくるということなのです。


死に至る可能性は少ないとはいえ、
体内に異物を残してしまったミスなのですから
個人的にはもう少し慰謝料の金額を上げてもおかしくないと思うのですが・・・。

「まとめ」

いかがでしょうか。

ガーゼオーマとは
手術中に使用したガーゼを体内に残したまま縫合してしまうミスのこと。


そして、ガーゼが肉腫や腫瘍となり痛みを伴うこともあるが、
死に至ることは考えにくいということです。


手術中のミスではありますが、慰謝料を病院へ求めた場合
数十万円から100万円程度の金額になることが多いということも分かりました。


手術が終わったからといっても、安心できませんね。
定期健診はしっかりと受け続けることをおすすめします。

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