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感染すると細胞が壊死して死に至ることもある
恐ろしい「人食いバクテリア(壊死性筋膜炎)」が大きな話題となっています。

近年、感染者が増え続けており、2015年には国内感染者が431人
2016年は11月時点で442人と過去最多を記録しています。

驚異の感染症にかからないためにはどのようにしたらいいのか?
どんな初期症状がでるのか?

手遅れにならないためにも、感染・治療・予防の知識をしっかりもっておきましょう!

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人食いバクテリアとは

「人食いバクテリア」と呼ばれる感染症は、正式には「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の事で、感染すると皮膚・筋肉・脂肪の組織を破壊していくため、海外では「The flesh-eating bacteria」と呼ばれ以前から話題にされています。


その原因は「レンサ球菌」と呼ばれる「常在菌」の仲間。


発症後の致死率は約30%とまで言われる恐ろしい感染症ですが、
菌自体は私たちの身近に存在するものなのです。


レンサ球菌には「A群溶血性レンサ球菌」「B群溶血性レンサ球菌」、「C群溶血性レンサ球菌」等の種類があり、近年感染症による患者数が増えているのは「A群溶血性レンサ球菌」によるもの。


子供の20%ほどが保菌しているそうで、通常はこの菌に感染しても重症化せず、自覚症状がなかったり喉の痛み程度で、抗菌剤の投与で治療できます。


しかし、まれに突然症状が悪化し危篤な状態
「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」へと変化してしまうのです。

症状が悪化するのは30歳以上の大人が多く、特に免疫力の低い高齢者は注意が必要です。


では一体、どのようなことが原因でそういう状態になってしまうのでしょうか。

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人食いバクテリアに感染する原因は?初期症状とは

感染経路の多くは傷口からの感染と言われています。


傷がある状態で、川や湖、海などに入り、感染したケースもあります。
また、感染者の咳やくしゃみなどからの飛沫感染
口からの感染、接触感染なども確認されています。


特に、抵抗力が落ちていると感じている時は、生の魚介類は避けるようにしてください。
魚介類の中には、人食いバクテリアに汚染された水で生息していたものもいます。


また、アルコールの摂取量が多い方も要注意。

アルコールを多量に摂取すると免疫力が落ちると言われています。


その他に注意するべき事は、花粉症などで免疫抑制薬を服用している人・インフルエンザなどのウイルス感染症にかかっている人・糖尿病、肝硬変など免疫力が低下する病気にかかっている人・妊娠中または出産直後の人、などです。


人食いバクテリアに感染すると

初期症状として
「発熱」「喉の痛み」「血圧低下」「手足の痛み」「皮膚の赤い腫れ」が代表的な例です。

こうしてみると風邪の症状にとてもよく似ていますね。


実際、風邪だと判断し、
特に病院に行かずに自宅で安静にしているうちに手遅れになるケースも出ています。


「血圧低下」や「皮膚の腫れ」は風邪の症状では考えにくいものなので、こうした症状が出た場合は速やかに病院に行くようにしましょう。


では、実際に感染した場合、どのような治療方法があるのでしょうか。

感染したら治療方法はあるの?予防は?

人食いバクテリアの予防

人食いバクテリアに感染した可能性がある場合
病院では「血液検査・細菌検査・レントゲンなどの画像検査」を行います。


一刻を争う感染症のため、
できるだけ検査機器が揃っている総合病院・大学病院を訪院するようにしましょう。


感染が確認されたら、まず菌を除去するため抗生物質の投与が行われます。

すでに組織の壊死が進行している場合は、緊急手術で患部の膿や細菌を取り除きます。
万が一、それで除去しきれなければ救命のために患部を切断することもあります。


壊死した部分は回復しないため仕方のないことですが、切断は精神的・肉体的負担も大きいですね。
できれば、早期発見・早期治療で負担の少ない方法を選択したいものです。


とにかく一番良いのは人食いバクテリアに感染しないこと。


基本の予防方法は、手洗い・うがい・マスクの着用などです。
風邪やインフルエンザなどの予防と同じですね。

傷がある場合の水遊びは避け、万が一水に入っている時に傷ができてしまった時は、傷口を流水で良く洗い消毒しましょう。


そして、免疫力を高めるため日頃から暴飲暴食を避け、適度な運動、質の良い睡眠を心がけましょう。

まとめ

感染者の30%が多臓器不全で死亡してしまう恐ろしい人食いバクテリア。
国内での感染者が拡大しているため、もう他人事ではありません。

日頃から予防を徹底し、注意することが重要ですね。

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