血管が浮き出る原因

年齢を重ねると共に手の甲や足に血管が浮き出るようになってきた
そう感じることはありませんか。

こういった症状は静脈瘤のサインで、気をつけなければいけません。

では具体的にどんな原因で血管が浮き出てしまうのか
またその対処法は何なのか調べてみましょう。

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足の血管が浮き出る原因は?

足の血管が浮き出てしまうことを下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)と呼びます。

これは自然に治ることもないですし、放っておくと重症化してしまうことがあります。


具体的な原因というのは、足の静脈の弁の機能が弱くなってしまうことによって起きます。
老化の一種で一般的には中年頃から発症しやすくなります。


静脈というのは老廃物や二酸化炭素などを心臓に運ぶ役割がありますが、静脈は重力に逆らい、心臓に向かって血液を運んでいきます。


そのために血液が逆流してしまわないように弁があるのです。

これは逆流防止弁とも呼ばれており、静脈が役割を果たすには欠かせないパーツです。


しかし、年を取ってくるとこの弁が弱くなってしまい
血液がなかなか心臓に向かって上昇していくことが難しくなってしまいます。

そうすると血液が血管の中に滞り、血管が浮き出てしまうのです。
結果として血管が浮き出ることに加えて、皮膚の色が変わったり、足がむくんだりしてしまいます。


この下肢静脈瘤は女性に多く、妊娠時や出産時などのホルモンバランスが変化するときにも起きやすいと言われることがあります。

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ふくらはぎの血管が要注意

血管が浮き出る足

足の中でも特に血管が浮き出てしまうのが、ふくらはぎです。


ふくらはぎには下肢静脈瘤に加えて二次性静脈瘤と呼ばれる症状もあります。


これは皮膚から遠い静脈に静脈瘤が溜まる状態です。

深い部分の血管が膨張するために、皮膚表面に近い血管が押し出されて血管が浮き出る状態。
この二次性静脈瘤というのは下肢静脈瘤と発症する原因が違ってきます。


下肢静脈瘤は逆流防止弁の機能低下が原因でしたが二次性静脈瘤は血栓ができて血管が詰まってしまうために起きると言われています。


長い時間同じ姿勢をして座っていると
ふくらはぎに血が溜まって血栓ができてしまう症状です。



エコノミー症候群とも呼ばれており
長時間の旅行やオフィスワークなどのときに発症しやすいものです。

この二次性静脈瘤はとても危険で、血栓が足から何かのきっかけで体の上の方に流れ始め、肺に溜まって強い痛みを引き起こすことがあります。

手の甲の血管も危険?

手の甲の血管が浮き出る

手の甲の血管も浮き出て見えることがありますが
やはりこれも静脈が浮き出ているのです。


だんだんと年を取ると見えてくるので、
一部では老け手と言われたりハンドベインと言われたりしています。



手の場合の血管が浮き出てしまう原因は複合的なものです。


例えばだんだんと肌にハリが無くなってきて
皮膚が薄くなり血管が見えやすくなると言うことが考えられます。


コラーゲンなどが不足してくるとどうしてもこの症状が出やすくなるのです。


さらに紫外線により肌の内部に活性酸素が増え肌の代謝が遅くなることも原因と言われています。

皮膚の老化が早くなってしまうので、皮膚が薄くなり血管が目立つのです。
そして肌の乾燥も原因と言われる事もあります。


別の理由としては血管自体が老化してきて
血管自体が太くなり手の表面に浮き上がってくるというケースもあります。


血管が太くなると言うのは、血流の力が弱くなったり
血液がどろどろになっていて滞留してしまったりするような状態です。

血管が浮き出る場合の対処法

血管が浮き出る綺麗な手の甲

見た目にも悪く、危険のある血管が浮き出る症状
どのようにしたら改善することが出来るのでしょうか。


手の場合はいつも人目に触れますので早めに対処したいと思われることでしょう。


一番簡単なのは、手の肌をいたわると言うことです。

肌の老化を抑えるために、水を使う家事のときにはゴム手袋をしたり
ハンドクリームをまめにつけたりしましょう。


また、手の血流を回復させるためにも、手を冷やさないようにしたり
コレステロールの多い食事を避けましょう。

喫煙や過度の飲酒も血流の流れを悪くするので要注意です。


下肢静脈瘤などの場合は、薬や簡単な手術によって処置することが出来ます。


では、日頃から下肢静脈瘤や二次性静脈瘤を予防するためにはどうしたらよいでしょうか。


そのためには、同じ姿勢で仕事をしないようにすることや、座り仕事が続くときは出来るだけ5分程度のストレッチをするようにしましょう。


出勤時に階段を使うようにして運動をしたり
着圧ソックスなどを使うようにしたりも出来るでしょう。


夜に寝るときも、足の下にクッションを入れて
なるべく足に血液が溜まらないようにすることも効果があると言われています


<おわりに>


手や足に血管が浮き出るというのは、特に女性にとってはうれしくないものです。

ちょっとした意識で防いだり、改善したりも出来ますので
できることから予防を初めて行きましょう。

もし痛みなどの進行した症状が出ているときには専門家の医師などに助けを求めましょう。

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