カラスの寿命


カラスの寿命は長い?

カラスを見かけると思わず身構えてしまいますよね。
近頃インコやオウムが人気な中、カラスはどうしても不吉なイメージが強いです。

おそらく鳥の中では一番嫌われている存在だと言っても過言ではないでしょう。

そんなカラスの生態について調べてみると意外なことも分かってきました。
カラスのいたずらに困っている方も、鳥のことが大好きな方も知っておいて損はない情報ばかりですよ。

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カラスの寿命は思ってたより長い!

まずカラスの生態で一番驚くべき特徴は寿命です。


個体差や環境に左右されるものの飼育環境であれば10年以上生きることは珍しくなく、中には20年~30年と生きるんだとか。


やはり飼育された個体は長寿で
最長では飼育されたコクマルガラスで60年生きたという記録があるようです。


ただ、野生のカラスは正確な計測自体が難しく、はっきりとはわかっていません。
他の鳥と同じで、成鳥になるまでの小さい内に多くが死んでしまうようです。

成鳥になれば天敵との生存争いなどはあれど、10年近くは生きるんではないかと言われています。

確かにオウムなども何十年と生きるようですし、大型の鳥って意外と長生きなんですね。

カラスは知能も高いし人にもなつく?

また、カラスが上手にクルミを割ったり、ハンガーで巣を作ることも有名。

そして、最近の研究ではカラスは人の顔も覚えて「おはよー」など
簡単な言葉もしゃべれるということまで分かってきました。


学習能力も高いため、芸を覚えさせることもできそうですね。

もちろん人にもなつきます。


ここまでカラスの生態を知ると「飼育してみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。

飼育方法が簡単なら、ちょっとペットとしてカラスを飼ってみたいですよね。

ですが残念ながらカラスを飼育することはほぼ不可能。


野鳥を捕獲してはいけないと鳥獣保護法で決められていることが飼育できない大きな要因です。


中にはスズメなどを役所に申請して飼育している方もいらっしゃいますが、
カラスの飼育が認められることはほぼ無いとのこと。

そして、カラスが飼育に向かない理由として「臭い問題」があります。


カラスを近くで嗅いだことのある方は少ないでしょうが
カラスの体ってかなりの異臭を放っているのです。

水浴びをすることが好きなカラスですが、獣臭い
独特な体臭があるためペット向きの鳥ではないんですね。

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東京のカラスって減ったの?東京の駆除撃退の対策とは!



ところで、最近カラスをあまり見なくなったなぁと感じている方は多いでしょう。


そう、特に東京に住んでいるカラスは確実に数が減っているのです。

一番カラスが多かったのは2000年

以降、駆除や対策を続けて2016年現在は、ピーク時の4分の1にまでカラスは減少してきました。


カラスの減少 グラフ
東京のカラス 減少 対策 グラフ
カラス 苦情



ただ、完全にカラスを0にすることは難しい
というより生態系を守るためにはある程度のカラスは残しておくべきなのです。


そもそもカラスが増えた原因は、敵であるフクロウやタヌキから身を守るため
外敵の少ない都会に流れ込んできたこと。


自然の中で生きているカラスは木の実を食べて
フンを遠くまで運び植物を育てることに貢献しているのです。


ですから、上手にカラスと共存していくことも大切なんですね。


とはいえ、ゴミを荒らしたりと被害が大きくなっていったので
東京では次々にカラス駆除撃退の対策が実施されてきました。


都会でのカラス駆除撃退対策で一番効果が大きかったことはゴミ出し場の整備。

ゴミステーションがあるマンションはここ数年でかなり増えましたよね。


またカラス除けの網、ゴミ出しをする時間を守るといったルールも浸透したおかげでカラスのエサが減り撃退にも繋がりました。


更に、タヌキやタカの数が都会にも増えてきてカラスを食べてしまうことも増えてきているのです。

そして各自治体でも、カラスの巣の撤去も積極的に進めた結果
カラスの被害も数も減少させることに成功したんですね。


ちなみに、ここまでカラスを撃退したにも関わらず「死骸」を見る機会が少ないです。
不思議だと思いませんか?

カラスは死ぬときは自分の巣の近くで死ぬことが多く
死骸はすぐにタヌキなどの猛禽類に食べられてしまうんだとか。


何はともあれ、カラスも生態系を守る動物の一種
自然とのバランスを取りながら上手に共存していきたいものですよね。

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