耳の後ろが痛い


ふとした瞬間に気づく、耳の後ろの痛み。
あなたは経験ありますか?

その痛み、放っておいても大丈夫?!
耳は頭に近く、多くの神経が存在しているところ。
耳の後ろが痛い原因には、重い疾患の可能性も。

手遅れにならないために、耳の痛みの原因について知っておきましょう。

スポンサーリンク

耳の後ろが痛い!リンパの腫れが原因?!

耳の後ろが痛い 原因
出典:http://www.wellba.com/dlm/contents/dlm_2.html


耳の後ろが痛む原因の一つに「リンパ節」の腫れがあります。


リンパは全身にあり、耳の後ろ・首の付け根・脇の下などにあるリンパ節という箇所ではウイルスや細菌を退治する働きがあります。

まれに外部からウイルスや細菌が多く入り
体内で処理しきれなくなるとリンパ節が腫れてきます。

リンパ節の腫れが原因で耳の後ろが痛む場合は、耳の周辺の腫れ・触ると痛いなどの症状が出ます。

発熱を伴うことも多く、診察では一般的な「風邪」の診断が多いです。


中には「おたふく風邪(流行性耳下腺炎)」のケースもあります。

おたふく風邪は「ムンプスウイルス」というウイルスが原因の疾患ですが、このウイルスに感染すると2週間程の潜伏期間を経て症状が現れるといわれています。
まれに無症状で終わることもあるようです。


耳の下の方にある耳下腺という部分が腫れ・強い痛みを伴うのですが、片耳から症状が出て両耳に症状が現れてくるケースが多いようです。



発熱と耳の後ろの痛みを伴う病気には「中耳炎」もあります。

リンパ節の腫れと同じようにウイルスや細菌が体内に入ることが原因ですが、中耳炎は耳管から感染することが多く、水泳や入浴などで耳の奥に水が入ることで起こります。

耳の後ろの痛みと、耳の中の痛みや頭痛も伴います。


その他の原因では「粉瘤(ふんりゅう)」と呼ばれる腫瘍が、耳の後ろにできることで痛みが起こることがあります。

「粉瘤」は皮膚の新陳代謝がうまく行われず老廃物など不要なものが体内に溜まってできるしこりのようなもので、耳の後ろだけでなく身体中のどこにでもできます。

リンパ節の腫れのような発熱は伴わず、「粉瘤」を潰すと悪臭を放つ体液のようなものが出てきます。



耳の後ろは腫れていないけど痛みだけがある場合は、「後頭神経痛」の可能性があります。

この場合、耳の後ろから頭頂部にかけて痛みが起こることが多く、痛み方も「鈍痛」「電気が走るようなビリビリとした痛み」「ズキズキとした痛み」など感じ方は様々。

後頭神経痛の原因は、疲労・ストレス・姿勢の悪化などが挙げられています。

長時間パソコンやスマートフォンを使用していると起こりやすいようです。

何科に行けば良い?



耳の後ろの痛みについて何となくでも原因が分かったら、次は病院で診察ですね。

明らかに「風邪」だと判断できれば内科に行こう!と思えますが
その他はどこの病院に行けばいいのか悩むところ。


耳の後ろの痛みと腫れがあり、発熱を伴っている場合
風邪からのリンパ節の腫れの可能性が高いので「内科」で診察を受けましょう。



おたふく風邪の可能性がある時も同じです。


喉の痛みも伴う時は「耳鼻咽喉科」が良いです。
中耳炎の疑いがある時も「耳鼻咽喉科」ですね。


粉瘤のようなしこりができている場合は、「皮膚科」または「形成外科」に行きましょう。
小さい場合は様子見、大きいと判断されたものは切開で除去をすることになります。


後頭神経痛の可能性がある時は「脳神経外科」を受診しましょう。

後頭神経痛の症状には、耳の後ろの痛み・頭痛・目の奥の痛みなどがあり、「内科」や「眼科」と考える人も多いようですが、「脳神経外科」は脳神経の専門科です。


必要な検査機器も揃っているので、そちらで診察をするようにしましょう。

スポンサーリンク

今すぐに病院に行けない…自分でできる対処法はある?



病院に行きたいけど、今すぐはムリ…なんて状況もあります。


耳の後ろの痛みには様々な要因があり
すぐに診察が必要なケースもあるため後回しにするのはあまりお薦めできません。
ですが、中には自然治癒するような疾患もあるので、緊急以外のケースを書いておきます。


・リンパ節の腫れ


この場合は発熱などの症状が出ている場合が多いので、十分に栄養と水分を取り、体を休めるようにしましょう。温かくすると免疫力が上がりますが、腫れている耳の後ろは直接温めないようにしてください。


・中耳炎


中耳炎は大人になればなるほど痛みが強烈なため早めに診察をするべきですが、どうしてもすぐに病院に行けない場合は、鎮痛剤の服用・耳の後ろを冷やす、などで少しは楽に感じるようです。


・粉瘤


痛みを感じる時は、すでに炎症を起こしている状態。炎症を起こしていると粉瘤は破れやすく、中から悪臭を発する液体が出てきます。また、破裂した部分から細菌が入ると炎症が悪化するため、できるだけ粉瘤部分には触れないようにしましょう。


・後頭神経痛


後頭神経痛の原因は、疲労の蓄積・ストレス・長時間の負担のかかる姿勢などです。体を休ませること、血流を改善すること、パソコンやスマートフォンを使用しないことが、患部を休ませる方法です。温めたタオルを首に当てたり、入浴したりして、できるだけゆっくりと過ごしましょう。


耳の後ろの痛みで怖いのは、「悪性リンパ腫」が原因のもの。

この場合は、耳の後ろの痛みはほとんどなく、しこりや腫れが生じますが、発熱も伴うことがありリンパ節の腫れだと勘違いしてしまう可能性もあります。

耳の後ろが痛い時は、なるべく早めに病院に行くことをお薦めします。

まとめ

耳の後ろの痛み一つでも色々なケースがあります。
どのケースでも、痛みのある部分を揉むことは症状を悪化させることもあるので、気をつけましょう。
自己判断で終わらせるのではなく、できるだけ早めに病院の診察を受けるようにしてください。

スポンサーリンク

関連記事