福神漬けの正確な読み方や、由来はご存じでしょうか。
カレーには「福神漬け」が欠かせませんという方も多いでしょう。

その名脇役「福神漬け」のことを、あなたはどれだけ知っているでしょうか?

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福神漬けの由来と読み方

福神漬けの由来と読み方とカレー

お腹がすいてきましたね!

しかし
まず、声に出して読んでみてください。
福神漬け」と。


あなたは「ふくじんづけ」でしたか?
それとも「ふくしんづけ」でしたか?


実は、この福神漬けという漬け物、日本での読み方が二通りあるのです。

どちらも間違いではありません、地方によって読み方が変わるのです。
ちなみに筆者は「ふくしんづけ」でした。

福神漬け 由来と読み方

関東中心に全国的に「ふくじんづけ」と呼ぶ地域が多く、
関西から瀬戸内方面は両者拮抗。


四国方面や和歌山、奈良、北海道、沖縄は「ふくしん」が一般的のようです。


日本語変換ソフトが「福神漬け」を「ふくしんづけ」と入力した際、
変換してくれなくても決して間違いではありません。


「し」に点々の有る無しで違和感を覚える方もいらっしゃると思いますが、
そもそも福神漬けの由来をたどれば、あの七福神に行き着きます。


福神漬けの由来


ふくしんづけの歴史は古く、明治時代から。
1877年頃に作られました。


江戸時代から現在まで続く、
老舗の漬物屋「酒悦」の15代目店主、野田清右衛門が考案したと言われています。

酒悦は上野にあります。


その近くに七福神が祭られていたこと

そして、大根、ナス、ウリ、レンコン、カブ、しそ、ナタマメなど
7種類の野菜を材料とした「福神漬け」は
七福神(しちふくじん)にあやかって、「福神漬け」となったようです。


それまで漬物は、塩漬け、ぬか漬けくらいしかありませんでしたが、
みりんしょうゆをベースにした漬物というのは当時斬新だったようで

味もウケが良く、好評のうちに全国へ広まりました。


今ではカレーの良きお供ですよね。

カレーと一緒に食べるようになったのは大正時代と言われています。

欧州航路の船旅で、一般客にカレーと福神漬けを添えて出されたのが由来と言われています。
それ以来この定番スタイルが一般市民にも定着しました。


そんな由来を持つ福神漬けですが、
7つ食材が入ってるうち、一つ謎の物体がありますよね。
何アレ?

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ひょうたんの謎

ひょうたん 福神漬けとカレー なた豆

さて、福神漬けには1つ、不思議な形の食材が入っています。

ひょうたんのような形をした
なんだか食感の硬い、「アレ」です。


ひょうたん形のあの野菜は「ナタマメ(刀豆)」と言って、
育つとさやが30cm以上にもなる、非常にでっかい豆の仲間です。


ナタマメの生産農家さんは便秘知らず、というほど食物繊維の豊富な、
なんと漢方にも使われている、すごい野菜なのです。


他にも「ナタマメ茶」や「ナタマメ歯磨き」などというものがあり、
いずれもナタマメ特有の健康効果があると言われています。


そんなナタマメはあまりの大きさに、あの「ジャックと豆の木」のモデルにもなったそうですよ
(英語でナタマメのことを、ジャックビーンズと呼ぶそうです)。

ちなみに、福神漬けに入っているのは、若くて小さいさやです。

イラッとしてしまう袋の話

最後に、福神漬けの袋の話です。

ぶんぶんと袋を振って、下の方に具を追いやって、
さあ開けようと思ったその時、開け口が下の方にあってイラッとした方。

きっと私だけではありませんよね?・・


そう、何故かどのメーカーの福神漬けも、開け口はほとんどが下の方に付いているのです。

何故でしょう。

メーカーの方の話によれば、「福神漬けが作られる際に、中身が下から詰められ閉じられるため、開け口が逆さまになるのです」ということだそうです。


へえ、と納得出来そうな、そうでないような…。

でも近年、開け口が下にあることがよろしくないということで、
開け口を上に持ってこようという福神漬けも登場しているようです。


是非スーパーの漬け物売り場で、開け口が上の福神漬けを探してみてくださいね。


意外と知らない「福神漬け」の話、楽しんでいただけましたか?

今度カレーを召し上がる際には、名脇役の小話もご一緒に食卓に添えてもらえたら嬉しいです。

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