ちょくちょく水族館でのイルカの事故が報じられますよね。

大海原を自由に泳ぎまわり
狩りだけでなく仲間同士で遊びに興じたり、
水族館でのイルカショーでは我々に素晴らしい演技を見せてくれるイルカ。


そんな賢く可愛いイルカさんが命を落としてしまう原因について
いくつか見ていこうと思います。

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水族館でイルカショーの悲しい事故

iruka

先日も「下関水族館 海響館」にて子イルカが、ショーのジャンプパフォーマンスをした際
親イルカと衝突しプール外に弾き飛ばされて、床で強打し亡くなったとニュースがありました。

外部に事故防止用の緩衝マットは敷いていたといいます。


米国で最も大きい水族館である「シーワールド」がシャチのショーを取りやめる
というニュースも以前に話題になりました。

現在は何でもすぐ拡散するので、飼育員個人にさえ批判・抗議が寄せられたと聞きます。


極端に行き過ぎた攻撃的動物愛護(笑)も問題のように思いますが、
冷静に原因分析し適切な環境で安全に飼育してほしいものですね。

ところで、イルカさんも溺れるって知ってました?

イルカさんが溺れて亡くなる?

実はイルカたちの命を落とす原因で、溺死は上位を占めているのです。

もう思い当たった人もいるかも知れませんね。


あれだけ自由に泳ぐイルカを見るとつい忘れがちですが
彼らも哺乳類なのです。


ときおり海面から顔を出し
頭のてっぺんにある噴気孔と呼ばれる呼吸するための穴で、
私たちと同じように肺呼吸をします。


なので、私たちと同じように溺れてしまってもおかしくないのです。

それでもちょっと違和感がありますよね。

まさか、呼吸のために海面に出るのを忘れるわけがありません。


イルカが右脳と左脳で交互に睡眠をとるのは
有名な話なので知っている人も多いでしょう。


なので、眠ってしまって……などもありえません。

こう言うと、とんでもない秘密がでてきそうですが、原因はすごく単純です。


怪我、老衰などにより泳ぎに支障がでた。
それだけなのです。


それだけ?と思うかも知れませんが、水中で生きる肺呼吸の生物にとっては致命的です。
どんどん酸素が失われていくなか、治す時間なんてありません。

呼吸が自由にできない世界での想定外の怪我は、直接命を落とす結果に繋がってしまうのです。

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なぜイルカは水中へ?

なぜイルカは、肺呼吸に進化したにも関わらずわざわざ水中で生活しているのでしょうか?

陸で暮らし続ければ溺れる危険性もなかったはずです。


それは進化の過程を見ていけば分かります。

まず生物は海で生まれ、それから陸に上がったのは皆さんご存知でしょう。


イルカやクジラなども肺呼吸している点から
ご先祖様たちが1度は陸に上がったのかもしれません。

効率の良い肺呼吸を手にいれた彼らは進化をつづけていきます。

恐竜たちのように大きくなっていったことでしょう。



すると、問題がおきます。

大きくなりすぎて重く、そして鈍くなってしまった生物もいたのです。

そこでまた、重力が少なくエサも豊富な海へ戻っていったのではないか
とする説があります。


重力から解放された彼らは、さらに体を大きくしていきました。

実際、イルカが陸に上がってしまうと
自身の重さで肺が潰れてしまい呼吸困難に陥ってしまうのです。


肺呼吸はしていても、もう地上で生きていくための体ではなくなってしまったんですね。

軽く説明してしまった部分もあるので興味をもった方は、
是非イルカについて調べてみてください。

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