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脳挫滅とは?読み方が難しい・・。
脳挫傷・脳震盪という似たような名前の症状もあり違いもイマイチわかりにくいです。
病気や事故で脳を損傷した場合
後遺症が残ったり、本人はもちろんですが家族も大変。
生きるための司令塔である脳
脳にまつわるケガには様々な呼び方があります。
状態、症状によって微妙に名前が変わる脳のケガ・病気、しっかり違いを知っておきたいです。
脳挫滅の読み方って?名前が似ている脳挫傷・脳震盪と状態の違い
「脳挫滅」という漢字、ちょっと読みにくいですよね。
「のうざめつ」と読みます。
似たような名前で「脳挫傷(のうざしょう)」「脳震盪(のうしんとう)」というものもありますよね。
脳へのダメージがどの程度深刻なのか
ダメージのレベルによっては「脳挫傷」「脳震盪」というように呼び方も変わるのです。
「脳震盪(のうしんとう)」はこの3つの中では一番軽度な状態。
ボクシングやサッカーのようなスポーツでも
試合中に選手が軽い脳震盪を起こすことは珍しくありません。
突然の衝撃で激しく脳が揺さぶられてしまい
めまいを起こしたり倒れてしまうような状態。
脳が一時的に機能を停止したようなものなので、脳に大きな損傷はありません。
次にダメージが大きいのは「脳挫傷(のうざしょう)」でしょう。
脳挫傷とは脳震盪と同じように脳への衝撃によって起るものですが、頭蓋骨の中で脳が損傷を負ってしまっている状態のことを指します。
脳震盪は脳が揺さぶられるだけですが、脳挫傷は脳自体が大きなケガを負っていしまっているようなものなのです。
軽い場合は吐き気などの症状があり
重度な脳挫傷は記憶障害が残る場合もあります。
そして、最も大きなダメージを負っている状態が「脳挫滅(のうざめつ)」なのです。
脳挫滅の原因となるのは、高いビルから落ちてきた物が頭を直撃した、高いところから落ちてしまったという事故が多いようです。
脳挫滅は脳挫傷よりも脳の損傷がひどい状態で頭蓋骨から脳が大きく破壊された状態を指します。
即死、または重度な後遺症が残ってしまうことが考えられるでしょう。
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脳挫滅の症状や治療方法は?
そもそも「挫滅」とは衝撃を受け、組織が破壊されるという意味の言葉です。
損傷ではなく、脳の組織自体が破壊されているのが「脳挫滅」なのです。
「脳挫滅」と診断された時点で
体に何らかの後遺症が残ると考えてほぼ間違いはないかと思います。
また、脳挫滅の治療方法は脳の損傷個所や症状によって変わってきます。
更に、脳への治療はまだまだ解明されていないことも多いことは事実。
むしろ、即死せず生きていることが奇跡だと言っても過言ではないのです。
ただし、脳への治療は未知の領域だからこそ症状がどう改善されるかも未知数です。
劇的な回復が見込める治療が少ないですが
できる範囲の治療で組織を回復させて地道に改善を目指すことが一番でしょう。
そして、組織を蘇生する技術も日に日に進歩しています。
脳挫滅への効果的な治療法が見つかる日も遠くないかもしれませんね。
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